学級崩壊

荒れている学校とはいえ新１年生は純粋で真面目にガンバろうとしています。１年生の担任となった私はクラスの子供たちのガンバリをみつけ、様々な方法で褒めたり、認めたりします。これにより、子供たちは様々なことをガンバるようになり、問題行動がなく１年を過ごせるのです。

荒れている学校に共通しているポイントととして「授業の開始時間に遅れる」があります。これは教師と生徒のどちらもが「遅れる」という意味です。本来であれば、教師は教室で生徒と一緒にチャイムを聞かなければならないのですが・・・。「時間に遅れる」は学級崩壊の一歩です。

授業中に大きな声でしゃべりながら廊下を歩いている３年生がいます。一緒に歩いている学年主任が注意をしないので私が強く注意をしました！すると学年主任から「信頼関係ができていないのに怒るな！」と怒られました。私が３年生を怒ったのは３年生のためではないのですが・・・

不登校になった理由は「学級崩壊」でした。担任が問題行動を優しく注意していたことで、子供たちは担任の言う事を聞かなくなったのです。さらに、担任は一軍女子の言いなりになっています。一軍女子が「席替えをしたい」というと前の席替えから一週間にもかかわらず・・・・。

子供たちは授業中に出歩き、おしゃべりをしています。タブレットでゲームや動画の子も・・・。休み時間になると3階のベランダから水をまいたり、特別支援の子を脅したり、カラカったりしていました。さらには昼休みに学校の外の駄菓子屋に行ってお菓子を買ってくる子も・・・

学年主任は授業で出歩いたり、おしゃべりをしたりしている子をしっかりと注意しています。子供たちも学年主任には一目置いているようで指導に従っています。しかし、副担任の授業を見ると・・・。テスト中に堂々とカンニングしている子がいても・・・。副担任は注意せず・・・。

学級崩壊をしているクラスには共通点があります。見てスグに分かるポイントが「教室のゴミ」です。ゴミが多いクラスに良いクラスはありません。また、机がそろっていなかったり、ロッカーの上や中が乱雑で整理されていない場合も学級崩壊の危険性が高いと言えます。

担任の授業は成立していませんでした。子供たちは自由に出歩き、おしゃべりをする。タブレットでゲームをしたり、動画を見たり。補助に来た先生に注意されると・・・。「うぜぇ！」「死ねよ！」「来るな！」などの暴言が・・・。親が参観していてこの状態ということは・・・。

学級崩壊クラスの担任は「話し合いで問題を解決することが大切」と考えています。また、「怒るのは良くない！」「子供の気持ちに寄り添って話す！」を大切という担任もいます。もちろん、それが出来れば最高ですが・・・。話し合いが出来ないから崩壊しているのに・・・。

学級崩壊を改善するポイントは教室清掃や子供たちの褒め方です。放課後や朝に教師が教室清掃を行ったり、休み時間に子供たちと接する時間を増やしたりすることで学級崩壊を正常な状態に戻すことができます。しかし、先生たちは「授業の準備が忙しい」と言って・・・。